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(Vol.01)
注目のプロeスポーツレーサーたちが
めざす走り、そして熱狂
Goto、TakuAn、鍋谷 奏輝(KANTOモータースクールSCARZ)
プロeレーサー

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SCARZ

2020年代に入り急速に注目が高まっているeモータースポーツ。盛り上がりの契機となったのが「KANTOモータースクールSCARZ」の参戦。チームに所属する3人のプロeレーサーにお話を伺うと、結果を出すこと、そしてシーンを盛り上げることへの高い志が伝わってきた。

※本記事は、当社より発売前の「/zeroz(ゼロズ)」テスト品を提供し、依頼したインタビューを編集して掲載しています。

※インタビューは2025年8月に行われ、記事内の発言・内容は取材当時のものです。

2020年代に入り急速に注目が高まっているeモータースポーツ。盛り上がりの契機となったのが「KANTOモータースクールSCARZ」の参戦。チームに所属する3人のプロeレーサーにお話を伺うと、結果を出すこと、そしてシーンを盛り上げることへの高い志が伝わってきた。

※本記事は、当社より発売前の「/zeroz(ゼロズ)」テスト品を提供し、依頼したインタビューを編集して掲載しています。

※インタビューは2025年8月に行われ、記事内の発言・内容は取材当時のものです。

  • 1996年生まれ、岐阜県出身。2023年「オリンピックeスポーツシリーズ」7位入賞。2025年からは選手活動と並行して、株式会社ゼノスの社員としてチーム運営にも携わる。

    プロeレーサー

    ハンドルネーム:Goto
    後藤 優介(ごとう ゆうすけ)

  • 2004年生まれ、滋賀県出身。2021年、2022年「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」U-18の部優勝。2024年の同大会で一般の部優勝。YouTube配信などの積極的な情報発信で、eモータースポーツのファン層拡大に努める。

    プロeレーサー

    ハンドルネーム:TakuAn
    佐々木 拓眞(ささき たくま)

  • 2001年生まれ、埼玉県出身。2022~2024年「Gran Turismo World Series」ファイナリスト。メーカー企業でテストドライバーとして働きながら、プロeレーサーとして活躍する二刀流。

    プロeレーサー

    鍋谷 奏輝(なべたに そうき)

Vol.01

注目のプロeスポーツレーサーたちが
めざす走り、そして熱狂

プロeレーサー

SCARZ

(01)

名門プロチームからのオファーと
その志に奮い立つ

Goto選手、TakuAn選手、鍋谷奏輝選手は国内外で結果を残し、シーンの最前線を切り開く日本のトッププロeレーサー。それぞれがSCARZに加入した経緯とは?

TakuAn「僕とGoto選手はもともとプロラジコンレーサーで知り合いでした。コロナ禍で大会が中止になり、一緒に『グランツーリスモ*』をプレーするようになったんです」
eモータースポーツ大会で使用される主要ゲームタイトル。現在は2022年発売の最新作「グランツーリスモ7」が主に用いられる。

ラジコンカー操作との共通点もあり、たちまち記録を伸ばした2人。注目度の高い大会で相次いで好成績を残すと、名門eスポーツチームSCARZからオファーが舞い込む。

Goto「今後盛り上がっていくeモータースポーツ界で覇権を取りたい、そのために来てほしいと言われて、奮い立つ思いがしました」

TakuAn「人生で一度きりのチャンスだと飛びつきましたね。シーン全体を牽引し、盛り上げ、大きな熱狂を生み出すチームにしたいという志にも共感しました」

SCARZは2人を擁し、2023年に日本でいち早くeモータースポーツ部門を設立。プロeスポーツチームがeモータースポーツに本格参入する流れを作った。そして鍋谷選手はGoto選手からの熱烈な勧誘で、一年後にチームに加入する。

鍋谷「幼少期からプロeスポーツ選手になるのが目標で、しかもSCARZからの誘い。即決でしたね」

(02)

速く走るだけではない、
プロになって変わった意識

プロになって日常や意識はどう変化したのだろう?今年からXENOZ*の社員となりプロ選手活動と並行してチームマネジメントなども担当しているGoto選手は、チームの見せ方への意識が高まっている。
株式会社ゼノス。プロeスポーツチームSCARZの運営会社。

Goto「自分たちの強みは何で、どう発信すればファンの納得感が得られるのか、そこを常に考えています」

選手活動以外にも時間と労力を割くGoto選手は、競技への意識が変化しつつある。

Goto「トップをめざすのと同じくらい、最低限のキープも重要だと考えるようになりました。しっかりと実績を積み上げることへの責任感が増しましたね」

フォロワー5万人以上の配信者でもあるTakuAn選手は「YouTubeの目的」を変えたそう。

TakuAn「シーン全体を盛り上げるには新しいファンとの接点が必要だと考え、マニアックな動画よりも初心者の方にもわかりやすい動画を増やしています。プロとして夢を与えるために、海外遠征の様子などもアップしています」

会社員として働きながらプロ選手活動をする鍋谷選手は、見られ方を意識するようになった。

鍋谷「振る舞いや言動が注目される立場なので、情報発信には気を使うようになりました。SNS運用が上手な著名人の投稿を参考にして、伝え方を工夫しています」

(03)

三者三様の強みを
チームの強みへ

ここで自分以外の2選手の印象を聞いてみた。まずはGoto選手への印象から。

鍋谷「とてつもない努力家です。マネジメントなどもしながら、すごく走り込んでいて、実際に速い。チームの大黒柱ですね」

TakuAn「Goto選手自身が『最低限』と言ったように安定感がずば抜けています」

TakuAn選手への印象はどうだろうか。

鍋谷「スター性があって、たくさんの人の心をつかめる希有な存在ですね」

Goto「ライバルと走る決勝レースでの再現性が極めて高い。外的要因への帳尻合わせが絶妙で、混沌の中でも一人で走っているようなベストパフォーマンスを再現できる。特別な才能です」

最後は鍋谷選手への印象。

Goto「逆に鍋谷選手は予選のタイムアタックがめちゃくちゃ速い。しかも本番でチャンスが一回しかないってときのその一周が速いんです」

TakuAn「本番で練習以上のパフォーマンスを発揮できることにいつも驚きます。集中力がヤバいんです」

まさに三者三様、それぞれが異なる強みを持つ。eモータースポーツは個人戦の色合いが強いが、彼らはチーム力を活かして高みをめざす。

Goto「個々の選手の強みをチーム全体に落とし込む取り組みを毎週行っています。現時点ではこのチームだけのアドバンテージだと思いますね」

(04)

決死の準備で臨む大会で
3選手が注目してほしいこと

国内リーグ戦「JEGT GRAND PRIX」、世界大会「Gran Turismo World Series」、これに「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」を加えた3大会を軸に現在チームは一年を戦っている。大会で高いパフォーマンスを発揮できるかは準備次第だと3人は口をそろえる。

TakuAn「特に僕はメンタルを重視するので不安要素は1%も残したくない。自分が納得できる練習量の確保と戦略の準備に毎回必死になっています」

大会では、どんなプレーに注目してほしいのだろうか。

TakuAn「普段から練習をYouTubeで配信していて、不器用ながらも努力を重ねる様子を多くの方に見てもらっています。努力した先の本番でさらに最後まであきらめずに戦い抜く姿を見てもらって、何かを感じてくれたらうれしいです」

Goto「今年で29歳になるのでこの界隈ではベテランです。緊張が極限に達するレースでも力を発揮するなど、経験値を活かした自分らしい走りでシーンを盛り上げたいです」

鍋谷「僕はオーバーテイクなどのバトルをなるべく避けています。バトル不要な戦略を立てて、8割9割の力で走り続けて、気がついたら上位にいるようなレースをめざしているので、ぜひ注目してください」

Vol.02

埋めたい0.1秒のズレ。
そのためのコンディショニング

プロeレーサー

Goto、TakuAn、鍋谷 奏輝(KANTOモータースクールSCARZ)